ニューヨーク・ブルックリンを拠点としている「スナーキテクチャー(Snarkitecture)」は、アーティストのダニエル・アーシャムと建築家のアレックス・マストネンが立ち上げたクリエイティブ・チーム。彼らの目的は、建築・デザインを研究すると同時に、人々の概念を覆すこと。これまでにカルバン・クラインでのインスタレーションや、ユナイテッドアローズ&サンズの空間デザイン、更にはヘッドフォンから食器、鉛筆などのグッズまで、様々な斬新な作品を創り出している。そんな彼らが、ワシントンDCのアメリカ国立建築博物館で、大規模な体験型インスタレーション「The Beach」を発表した。サッカー・フィールドほどある博物館の中庭は、その名の通り「ビーチ」に変貌。海岸、パラソル、ラウンジチェア、そして100万個のボールからなる「海」は、すべて白に統一され、実際の海水浴の如くたくさんのファミリーが訪れた。「お年寄りから子供まで、どんな人でも楽しめる作品を」真っ白な海に笑顔で飛び込む子供たち、そして大人たち。これからもスナーキテクチャーは、世界を喜ばせてくれるだろう。原題:the processs : Snarkitecture’s “The Beach” (2015)
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ビーチを創ったアート集団 スナーキテクチャー
ニューヨーク・ブルックリンを拠点としているクリエイティブ・チーム「スナーキテクチャー(Snarkitecture)」が、アメリカ国立建築博物館で、大規模な体験型インスタレーション「The Beach」を発表。その名の通り、博物館内に「海水浴場」が出来た。