今や数十億円規模の国際的ビジネスとなった寿司業界。そのネタの王様といえばクロマグロ。高いものでは一本数千万円で取引され、大人気部位である大トロ、そして中トロは、全世界中を舌舐めずりさせている。しかし消費量の急激な増加もあって、クロマグロは絶滅の危機に。さらには密漁も頻繁に行われているという。海のダイヤモンドをめぐる今世紀最大のゴールドラッシュは、このまま終焉を迎えてしまうのか。どのようにしてクロマグロを守ることができるのか。私たちはもう大トロを頬張れないのか。ロサンゼルス、ハリウッド、築地、横浜、そして水産養殖業界をリードする近畿大学をたずね、各関係者に話を聞く。

原題:THE POLITICS OF FOOD – BLUEFIN TUNA