ジェイク・フェルプス。1993年よりスラッシャー・マガジン(Thrasher Magazine)の編集長として、ハードコア・スピリットを基にした屈託のないストレートな批評とともに、世界中のスケートシーンに多大な影響を及ぼしてきた。そんなジェイクが紹介するサンフランシスコスケートシーン。デラックス(DELUXE)前からスタートし、サンフランシスコで最も古いスケートパーク「ディッシュ」や、リアル(REAL)の初期ライダーであったココ・サンティアゴ(Coco Santiago)が名前を刻んだスポット、アンタイヒーロー(ANTI HERO)のジョン・カーディエル(John Cardiel)がメイクしたレール、最後にはサンフランシスコの起伏が激しい街並みを活かしたダウンヒルを紹介する。また、トニー・トルフィーヨ(Tony Trujillo)と組んだバンドBAD SHIT!、そしてスラッシャー・マガジンに取り組む想いを語る。※写真家、ビデオディレクター、コントリビューター、フォトエディターなど、様々な顔を持つパトリック・オーデル(Patrick O’Dell)が綴るスケートボーダーを中心にしたドキュメントシリーズ『Epicly Later’d』。2007年にスタートして以来、2015年に入ってからも、ケビン・”スパンキー”・ロング(Kevin “Spanky” Long)の続編をリリースするなど、新たな側面からスケートボードをフィーチャーし続けている。スケーターがアート、音楽、ファッション、各界から評価を集める理由とは? なぜスケートボードだけが、トリックを競うスポーツ的側面を超えて、独自の文化を築いたのか?そんな疑問への答えとして、各チームのデモやスケートビデオで伺えることもあるが、それとも異なる生の声にこそ秘密があるはずだ。このシリーズでは、トリックを解説するシーンもあるが、そこに重きを置いている訳ではない。スポンサーを意識した、上っ面なインタビューとも違う。有名なスケーターを羅列しただけの、くだらないものでは決してない。今も昔も、スケーターはただのバカだってことは変わらないが、本物のスケーターは他では替えがきかない。このスケーターであるべきで、他のスケーターじゃダメなのか、それを探るためのエピソード。原題:Epicly Later'd (Episode 11) : Jake Phelps(2007)
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