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BIG NIGHT OUT(4)社交クラブの学生に密着

リアルなUKクラブシーンを追う「BIG NIGHT OUT」シリーズの第4弾。今回は「学生」のイベントに潜入。カーディフ大学の社交クラブの学生に密着し、「世間の嫌われ者」である学生の夜遊びを追った。

リアルなUKクラブシーンを追う「BIG NIGHT OUT」シリーズの第4弾。このシリーズでは、ジャーナリストのクライヴ・マーティン(Clive Martin)が、自らの足で英国内のクラブシーンの「今」を体感し、「どんなやり方で、どんな目的を持って、彼らがパーティーを楽しんでいるのか」を届けていく。

金をかけずに泥酔するだけの場所

バーやパブで飲んでいるとき、隣の席が「鬱陶しい大学生」だったときほど、最悪なことはないという感覚は世界共通の認識のようだ。今回のエピソードでクライヴ・マーティンはいつにも増して毒舌だ。潜入した学生が集まるイベントに対して「リアルなダサさが印象的」、「金をかけずに泥酔するだけの場所」「こんなところでDJをするなんて退屈した地元の人間か宅録のダブステッププロデューサーくらい」などの言葉が並ぶ。音楽はぞんざいに扱われ、DJの存在感はない。とにかく必要なのは仲間とバカ騒ぎするための酒!酒!酒!同じ大学生でも日本の大学生はこれよりはいくらかマシだろう。いやマシだと信じたい。とうんざりしつつも完全に、「怖いもの見たさ」の感覚が働き映像を追いかけてしまうのも事実。バカだなあと声を出したくなるハイライトは後半5分に差し掛かる前後。

もし次にパブに入ったとき、ここの映像で収められている光景が繰り広げられているならば一刻も早くお店を変えたいと思う。自分がカーディフ大の学生でない限りは。