Photo by Dimitri Coats

御歳62。還暦越え。持病は糖尿病。しかし永遠のパンクキッズ、ハードコアキッズ。てっぺんは薄くなってるけど、立派なドレッドヘアを振り乱し、ガンガン身体をよじらせ、200メートル先まで余裕で届きそうなシャウトを繰り出す最強のマン。それがキース・モリス(Keith Morris)だ。BLACK FLAGの初代ヴォーカリストとしてシーンに登場し、CIRCLE JERKSでは〈ハードコアバンドの完璧なフロントマン〉としての王座を獲得。そして2009年には驚愕の新バンドOFF!を結成し、日々、インスリンを打ちながら飛び跳ねまくっているのである。

そんな最強のマンが、新ビジネスを始めた。今度はアパレル業界で絶叫するのだ。ポゴるのだ。以下のようにキースは語っている。

「誰でもビジネスを立ち上げる時は、所謂〈ブランド概要〉を用意するだろうが、われわれにそれを期待しないでもらいたい。〈IMAGE CLUB LTD.〉 は、われわれがその道で最も優れていると認めた連中の撮影写真を使用したTシャツのブランドだ。南カリフォルニアのクラブやストリートで一緒に育った仲間が撮った写真を監修して発表する」

IMAGE CLUB LTD.はスタートしたばかり。キースのパートナーを務めるのは、ハリウッドのブランド〈Teenage Millionaire〉の創始者であり、RED HOT CHILI PEPPERSのフリー(Flea)のプロデュースによるベースブランド〈Fleabass〉なども手がけているダグラス・ウィリアムス(Douglas Williams)。キースが述べている通り、IMAGE CLUB LTD.のTシャツには、彼と共に南カリフォルニアのパンク・シーン、そしてストリート・カルチャーを支えたフォトグラファーたちの作品が利用されている。現時点では、BLACK FLAGの『Damaged』や、CIRCLE JERKSの『Group Sex』などのジャケットを手がけたエドワード・コルヴァー(Edward Colver)と、パンクシーンのみならず、ロサンジェルスの日常を撮り続けてきたゲイリー・レオナード(Gary Leonard)の作品が、ピョン吉よろしくTシャツのど真ん中で光り輝いている。

Edward Colver : ダービー・クラッシュ(THE GERMS)

Edward Colver: Ukranian Culture Centerに貼られていたタイムスケジュール.ジミヘン入り

Gary Leonard : 賃料の折り合いがつかず、惜しまれながら閉店したJay’s Jayburgersとそのオーナー.

 
 
キースによると「今後も数は増える」そうなので、SORCIAL DISTORTION、THE VANDALS、WASTED YOUTH、X、DESCENDENTS、THE MINUTEMENが、ピョン吉の代わりに鎮座する日も近いだろう。

そんなキース・モリスが、相棒のダグラス・ウィリアムスと来日してしまう。AMERICAN RAG CIE によるIMAGE CLUB LTD.のエクスクルーシブ・ローンチに合わせ、パーティにやってくるのだ。ドレッドヘアを振り乱しながらDJしてくれるのだ。それも1日2本。さすが最強のマン。更にやる気マンのキース・チームは、パーティのフライヤーを自らデザインしてくれた。それもちゃんと日本語入りだ。間違っていたので、修正は入ったらしいが。

ローンチイベントでは、Tシャツに使用されている写真の展示やサイン会までも予定されているそうなので、ぜひともマンの生き様を肌で心で感じてきてください。

イベントの詳細はこちらまで。