アメリカ合衆国屈指の国際的先進都市アトランタ。経済面だけでなく、多彩なキャラクターが名を連ねるミュージック・シーンも、独特な存在感で他都市に先んじている。中でも、トラップ(ミュージック)に関わる面子が繰り広げる悲喜こもごもは、世界の音楽シーンをリードしている、といっても過言ではない。なぜ、アトランタのミュージック・シーンは豊穣な才能の宝庫なのか、その秘密を探るべく、一人の男がディープ・アトランタに潜入するシリーズ。

原題:noisey ATLANTA (2015)

 

 

アトランタ、トラップ最前線に突入する『Noisey Atlanta』シリーズ第二弾をお届けします。

今回は、あのミーゴス (MIGOS) にヘタレがへばりつきます。ヘタレのヘタレっぷりが、サグたちの心を和ませたのか、至る所にカメラは潜入。どこまでが真実で、どこまでが演出なのか。真実はカオスですから、何らかの演出がなければ、把握することは出来ません。この動画をご覧になって、ヤラセじゃん、と思う方もいるでしょうが、いいんです、面白ければ。

交際目前の好きな異性と、満天の星空を見上げて、あっ◯◯だ、なんてこっぱずかしいことした経験はありませんか。あまりないと思いますが、箸にも棒にもかからない、青春メロドラマや、青春メロ映画でよく目にするあのシーンです。まあ、映画が演出されているのは当然ですが、異性の気を惹こうとして星座を連呼することだって、サブリミナル・ヤラセなの、ご存知ですか。だって、星座の名前なんて、極度の天体オタクたちが、適当に星をつないで、適当に命名しているわけですから、真実でもなんでもありません。おい、オレがケンタウロスだぞ、なんて星々が語りかけてくるはずがないですからね。もし、聞こえてしまう人がいるのでしたら、何らかの電波にチャンネルを開いてしまった不思議ちゃんでしょうから、星の声が聞こえるんだ、といった発言で周囲を驚かせるようなことは止めてください。話はそれましたが、既に、星空を楽しむための演出が大昔から施されているワケです。

サグ・ライフはカオス以外の何物でもありませんので、『Noisey Atlanta』に登場するみなさまは、原始の星空のように誰にも定義されずに、あるがままに、己の人生を謳歌しています。演出なしには、視聴者の皆様が混乱なさるだけでしょう。だから、ヤラセだの何だの言わずに、素直に『Noisey ATLANTA』をお楽しみください。登場人物のキャラの濃さは天下一品。内容の濃さは….皆様が判断なさることです。

彼らを称揚するワケではありませんが、人生の選択肢、われわれ日本人が考えるよりもたくさんありそうですね。