内紛のおさまらないウクライナへの兵器供与を続けるアメリカ。三月、米下院では、ウクライナへの殺傷兵器供与をオバマ大統領へ促す決議案が可決された。バイデン副大統領をはじめ、複数の高官も殺傷兵器供与の可能性を示唆している。しかし、小競り合いの続くウクライナ東部では、ウクライナ軍へ供与された兵器の一部が、親ロシア派に奪取されているようだ。アフガニスタン紛争以来、アメリカの中東政策はことごとく裏目に出ている。殺傷か否かを問わず、アメリカの兵器供与はウクライナに平和をもたらすのだろうか。ドネツク親ロシア派のインタビューを軸に検証。

原題:ARMING UKRAINE (2015)