充実した海洋生態系が存在するカリフォルニア州カタリナ島。特にアシカの生息地として世界的に有名な場所だ。しかし近年、サーファーやダイバーたちは不穏な光景を目にしている。数千頭もの弱った子アシカが座礁しているのだ。その数は年々増えており、2004年から2012年までの合計数を2015年だけで超えてしまっている。水温上昇、食糧不足などが主な原因とされているが、残念ながら真実はまだ解明されていない。地球温暖化はアシカにまで影響を与えているのだろうか。それとも未だ知られていない大きな海洋循環が関係しているのだろうか。

冷え切った体を温めるために陸に上がりながら、その場で力尽きてしまう数え切れない子アシカたち。そんな彼らを救い、リハビリを行なっている野生保護センターを訪ね、現在の状況と今後の展望をリポート。

STARVING AND STRANDED – CALIFORNIA’S SEA LIONS(2015)