マグニチュード7.8の地震がネパールを襲ってから約1週間が過ぎた。死者は6,000人を超え、今だに犠牲者は増え続けている。

救助隊は生存者を探し続けているものの、瓦礫の中で被災者が今なお生存している望みは、日に日に薄れている。地震に起因する地滑りなどの被害で道路は通行不能になり、山間部特有の激しい雷雨は、追い打ちをかけるかのように救助活動を阻んでいる。カトマンズから離れた山間部での救援活動は、数少ないヘリコプターに頼らざるをえず、被災者への救援物資供給もはかどらないままだ。

ネパール政府は、犠牲者の家族に約12万円の支援金と約5万円の埋葬費による援助を発表したが、援助配布の不手際も相まって、国民からは、遠隔地や孤立地域への配布を急げ、と批判の声も上がっている。

数万人のネパール国民が住居を失ったものの、自宅の損壊を免れたカトマンズ市民は、テントや仮設シェルター住まい早々に切り上げ、余震による家屋崩壊の危険を恐れつつも、そのほとんどが帰宅したようだ。

 

All photos by Spencer Chumbley/VICE News

 

ネパール大地震から一週間 立ち昇る火葬の煙、政府への怒り、遅々として進まない援助 (1)

火葬中の僧侶

 

 

ネパール大地震から一週間 立ち昇る火葬の煙、政府への怒り、遅々として進まない援助 (2)

バイラブナス寺院

 

 

ネパール大地震から一週間 立ち昇る火葬の煙、政府への怒り、遅々として進まない援助 (3)

トリブバン国際空港にて、政府の災害対応に怒りをあらわにする市民

 

 

ネパール大地震から一週間 立ち昇る火葬の煙、政府への怒り、遅々として進まない援助 (4)

「死にそうな国民がたくさんいるのに、金を出し渋る政府は一体なんなんだ!?」
そう叫んだこの男は、警察に拘束され、トラックに放り込まれた。

 

 

ネパール大地震から一週間 立ち昇る火葬の煙、政府への怒り、遅々として進まない援助 (5)

シンドゥパルチョーク地区で救助活動に励むオランダ人クルーを見守るネパール警察

 

 

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サンガチョーク地区でバスを待つ若い二人の女性

 

 

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4月25日以来、激しい雷雨と地震による地滑りの影響で通行止になっていた道路が、30日に再開通

 

 

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カトマンズから車で3時間のラモサングは特に揺れが激しかった

 

 

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倒壊した自宅前で、瓦礫の中に何かを探す男

 

 

ネパール大地震から一週間 立ち昇る火葬の煙、政府への怒り、遅々として進まない援助 (10)

バラビセで救援活動を手伝う仏教徒