公開から1ヶ月で再生回数600万回に達した話題の動画『忍者女子高生』。今回VICEは、動画に登場するスーパー女子高生吉野楓香さんにインタビューを行い、この動画に隠された二つの「秘密」を追った。

吉野楓香さんは現役女子高生でありながらプロキックボクサーとして活躍。男子相手にも怯まない彼女も、友達といるときは普通の女の子だ。しかし動画の中の友達、(いずみひかり)さんは本当の友達ではない。身体ひとつで街中を駆け回るスポーツ、パルクール(※1)を行うトレーサーだ。そして映像には、動画にはいないはずの女性がもう1人登場する。彼女は(ゆきひろはなほ)さん、楓香さんのスタントを務めた。映像では、動画のトリックが次々と明かされていく。

にくいのは、この動画はサントリーが仕掛けた『1000万ビュープロジェクト』(※2)の一環でありながら、素人風を装って制作されたという点だ。最後までCCレモンのCMだとは気がつかなかったという声も多い。しかしなぜ、企業はバズを狙おうとするのか。

バイラルマーケティング(※3)の成功例として、車椅子男性たちがバスケットボールをするCMを制作したギネス社は、動画の配信後に自社ビールの売り上げが前年比2倍となったという。動画に抱いた感情は、そのまま商品に投影されるという研究結果もある。実は、前回紹介した『仕込み筋肉3号機』も、このプロジェクトの一環。CCレモンの売り上げは今後どれほど伸びるのだろうか。

忍者女子高生 – 本編

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【参考記事】ギネス社の事例(The Advertising Research Foundationによる研究)

Text by Kana Inamura