埼玉県川口市。その住宅街の一角にどこにでもありそうな古びたスナックがある。しかしその建物は歴とした教会。「罪人の友」主イエス・キリスト教会である。牧師は進藤龍也。元ヤクザ。高校を中退後スカウトされた彼は、広域指定暴力団の組員となり、覚せい剤、大麻、偽ブランド商品の販売など、ありとあらゆる非日常の中で暮らす。しかし三回目の服役の際、聖書と出会い回心。出所後洗礼を受けて開拓伝道を開始した。

「罪人の友」主イエス・キリスト教会には、様々な人々がやって来る。刑務所から出て来た人、アルコール中毒の人、離婚した人、自己破産した人、自殺を失敗した人、そしてその家族たち。誰もが人生をやり直したくて教会にやって来る。進藤牧師も獄中で神様からやり直すことを教わった。

「愛で動いているのか、愛で動いていないのか。その心の始まりを神様は見ているんです。困っている人がいたら助ける。それが僕の動機なんです」

行き場のない人々を教会に招き入れ、社会復帰へのサポートを続ける進藤牧師。彼の現在の日常は、たくさんの人々の成長、そして未来に繋がっている。

原題:EX YAKUZA PRIEST

「LIVING ON THE EDGE」
エクストリームな世界で生きる人々にスポットを当て、歩んで来た道、そしてこれからの道に密着するシリーズ。