巨大な光の高層ビル

カールステン・ニコライ、彼はドイツを拠点にビジュアルアートと音楽、二つの分野で活動するアーティストだ。今回、5月15日から4日間に渡り開催されるアートフェア<アート・バーゼル香港>にて、巨大な新作アート展示を実施する予定だ。作品のタイトルは現時点では未定だが、作品内容は、香港の象徴である九龍湾に建つ高さ490メートルのインターナショナル・コマース・センター全体を光のアートにするというもの。具体的には、同センター内に光のインスタレーションを組み込み一定の周波数を同期させ、パルス(※1)を放ちセンター全体を点滅させるという内容である。さらにニコライがデザインしたアプリを併用することで、光のアートに反応させたサウンドを聞くことができ、作品の完成度が高まるとされる。

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作品は実験装置

灯台やビーコン(※2)と比べると、この作品は光パルスを都市内部まで届けられるという。ロンドン発のアート専門情報サイト『Artlyst』では、「光のインパルスによって見る人の気持ちや筋肉のゆるみ、注意力、創造性に与える影響を探ることができる実験装置になりえる」とニコライの新作について評されている。

間もなく開催される<アート・バーゼル香港>にて発表される新作への注目度とともに、今後のプロジェクトにも期待が向けられているニコライ。彼の過去の作品である、見えない磁場を可視化した『crt mgn』については、本記事掲載の映像にて紹介されている。

ニコライの作品について詳しくは、彼のサイトで見ることができる。

Edited by Yuki Kubota