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ホットソースの生まれ故郷

世界中の食卓に、様々な種類のホットソースが当たり前のように並ぶ今日この頃。いうまでもなくスパイシーフード熱は、大地球規模で広がり続けている。そこでTABASCO®をつくる人々、そしてホットソースを使って、オリジナリティ豊かな料理を生み出す地元シェフに会うため、ニューオーリンズを訪ねた。

世界中の食卓に、様々な種類のホットソース(唐辛子を原料とするソース)が当たり前のように並ぶ今日この頃。いうまでもなくスパイシーフード熱は、大地球規模で広がり続けている。また、ここまでの人気となった一因として、世界中で行われているトウガラシ祭りや、トウガラシ大食いコンテスト、早食いコンテストなどの開催も挙げられるだろう。

そこで、今回のマンチーズ・スペシャルでは、マティ・マティソン(Matty Matheson)がホストとなり、TABASCO® (タバスコ)をつくる人々、そしてホットソースを使って、オリジナリティ豊かな料理を生み出す地元シェフに会うため、ニューオーリンズを訪ねる。

まずは、絶品ホットソースが有名なフライドチキンのフードトラック『Bonafried』へ。地元で大人気の「テネシー・ホット・チキン」をいただく。続いてはレストラン『Pêche Seafood Grill』。マティは、輝かしい受賞歴を持つシェフ、ライアン・プリュウィット(Ryan Prewitt )と共に、激辛ソース味の「魚頭料理」を仕上げる。さらにスパイシーアドベンチャーは続く。マティは、シェフのアロン・シェイア(Alon Shaya)に連れ出され、早朝のメキシコ湾で魚釣り。その成果は、ルイジアナ産の豊かな食材と一緒にクッキング。

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食のアドベンチャーと海の潮風を満喫したマティは、その足でエイブリー・アイランドにあるTABASCO® 本社に向かう。 TABASCO® が発売されたのは1868年のルイジアナ州。この完璧なソース誕生の裏には、新しく販売されるスパイシーソースよりも、豊かでホットな歴史が存在している。 トウガラシと塩をマッシュしてから発酵。その後、大きな木製の樽の中で熟成させて生まれるのがTABASCO® だ。

そしてマティは、バイユーにてラストアドヴェンチャー。カナダ出身のシェフであるマティ本人が、魚と肉を使ったルイジアナ伝統料理「ガンボ」をアレンジして振る舞う。辛さには慣れっ子のルイジアナ・ピープルも、マティのガンボにはビックリ。顔を真っ赤にして汗をかきまくった。これは決して夏の暑い天気のせいではない。

原題:The Home of Hot Sauce (2016)