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ファンなら納得?現代最高のリリシスト、ケンドリック・ラマーのルーツを辿る

第56回グラミー賞では7部門にノミネートされるなど、現代最高のラッパー/リリシストとして評価の高いケンドリック・ラマーが、カリフォルニア州の地元コンプトンや、自身が「ヒーロー」と崇めるドクター・ドレーとの仕事について述懐する。

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昨年の<FUJI ROCK FESTIVAL>で初来日を果たし、第56回グラミー賞では7部門にノミネートされるなど、現代最高のラッパー/リリシストとして評価の高いケンドリック・ラマー。先日スペイン・バルセロナで開催された<Primavera Sound>ではナイン・インチ・ネイルズと共にダブル・ヘッドライナーとして抜擢され、来るニュー・アルバムにも熱い視線が注がれている彼が、Noiseyだけに語ったインタビューをいま一度お届けしよう。昨年の夏に収録された映像となり、カリフォルニア州の地元コンプトンや、自身が「ヒーロー」と崇めるドクター・ドレーとの仕事について述懐している。

歳の離れたいとこや叔父の影響で、幼少時からN.W.A.やスヌープ・ドッグ、2パックといったギャングスタ・ラップをリアルタイムで聴いて育ってきたと語るケンドリック。ロック・リスナーからも大絶賛された2ndアルバム『Good Kid, M.A.A.D. City』(12年)には、ドレ―が客演したその名も“Compton”というトラックがあるが、彼の輝かしい成功と活躍はひとつのアメリカン・ドリームとも呼べるだろう。

Text by Kohei UENO