今回、DAFT PUNK『RANDOM ACCESS MEMORIES』(2013)の秘密を語ってくれるのは、”Fragments of Time”でフィーチャーされたTodd Edwards。

以前コラボレートした”Face to Face”は、Todd Edwardsマナーで仕上げられた極上の21世紀ポップス。当然今回もそうなるか、と思いきや、良い意味で期待を裏切ってきた、このコンビ。いくら曲が素晴らしいとはいえ、なんでTodd?、と思ったのも正直なところ。十八番であるサウンド・エディットは一切ナシ。しかし、彼の作曲センス、ボーカルとしての表現力にフォーカスすれば、DAFT PUNKの采配が大正解。

ミュージシャンのチョイスも、Paul Jackson, Jr.、Nathan East、Omar Hakim、といった往年のポップスファンにはたまらないラインナップ。”Fragments of Time”のようなブリリアント・チューンが今の時代にリリースされたのも、レコーディングに参加したミュージシャンたちが若かりし頃に築いた華やかなポップスヒストリーに負うところが大きい。

音楽から肉体性が失われることを嘆く音楽ファンもいるが、テクノロジーに頼ろうが、肉体性に頼ろうが、手段以前の音楽センスに大差はないことが、映像中のコメントから伺える。テクニックとともに、センスを重視し、先人の培った財産をないがしろにしないDAFT PUNKの特筆すべき創造性は、ファンだけでなく、彼らに関わるミュージシャンにも影響を及ぼしているようだ。

Todd Edwardsの創造性と、DAFT PUNKのセンスとこだわりを垣間見ることができる、『RANDOM ACCESS MEMORIES vol. 2』お楽しみください。

しかし、Toddの唇が赤すぎる…