独立国家を持たない世界最大の民族、クルド人。その数は、シリア、イラク、イラン、シリアを中心に約3,000万人。自らを取り巻く社会状況の改善を目指す自治国家樹立に向けて、様々なクルド人団体が活動しているが、中には武力闘争に活路を見出す団体も数多くある。その中でも、クルド労働者党(PKK)傘下のペジャーク(クルディスタン自由生活社党、ペジャーク PJAK)の女性兵士たちは、何を求め戦い続けるのか、その真意を探るべく取材、撮影を敢行した、シリーズ全3回。

原題:Female Fighters of Kurdistan (2012)

ここ日本でも、国際社会に足並みを揃え、公安調査庁により国際テロ組織とされているペジャーク。果たしてその扱いは的を得ているのだろうか。最近では、ダーイッシュとの闘いで世界的に注目されたクルド人女性兵士。彼女たちの活動は、果たして本当にテロなのか、はたまた、国際社会に対する真っ当な要求なのか。当シリーズ、三年前の取材ですが、皆様が自ら判断するための材料にしていただければ幸いです。