新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

年も変わりましたので心機一転、こちらのコーナー、今回から日曜公開となります。ライバルは、『新婚さんいらっしゃい!』『ちびまる子』『サンデースポーツ』の杉浦アナです。ぜひご家族でお楽しみください。でもエッチもあるので、お子さまの閲覧にはお気をつけください。

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加藤ミリヤさんの「新約ディアロンリーガール feat. ECD」に登場する同名の方をお招きし、仕事、恋愛、結婚などについて、そして〈あの頃〉と〈今〉を確認させていただく「Who Are You? 特別篇:Are You Happy Now?」第3回。総勢78名ものお名前が登場するので、余裕かなと思っていたのですが、早くも厳しくなって参りました。インタビュー最後に、78名分のお名前を記載しておりますので、自薦、他薦構いません。ご応募お待ちしております!

日々の生活の中で、私たちはたくさんの人たちとすれ違います。でもそんなすれ違った人たちの人生や生活を知る術なんて到底ありません。でも私も、あなたも、すれ違った人たちも、毎日を毎日過ごしています。これまでの毎日、そしてこれからの毎日。なにがあったのかな。なにが起るのかな。なにをしようとしているのかな。…気になりません?そんなすれ違った人たちにお話を聞いて参ります。

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荒川のぞみ(あらかわ のぞみ)さん 24歳:会社員

のぞみさん、本日はよろしくお願い致します。

よろしくお願いします。でも今は〈のじみ〉です。

へ? 改名しちゃったんですか? そうなると趣旨から離れてしまうんですけど。

いえ、改名していませんが、2、3年くらい前から、〈のじみ〉と呼ばれています。

早速よくわからないのですが。

ベトナム人の友達がいるんですけど、その子が〈ぞ〉の発音ができなくて、どうしても〈じ〉になっちゃって。でも私も〈のじみ〉っていいなと思うようになったんです。結構、〈のぞみ〉って多い名前だし、その方が覚えてもらえるかと。

じゃあ「私のことはこれから〈のじみ〉って呼んでください」って宣言したんですか?

はい。ちょうど社会人1年目になるかならないかのときからです。

「え? 〈のじみ〉さんですか?」って反応になったでしょう?

はい。「珍しいですね」とか。だから最初はいちいち説明していたんですけど、フリーっていうかプー太郎時代があったので、〈のじみ〉名刺をつくって、正式に名乗りはじめました。そこまでやったらこっちのモンなので。

現在、彼氏はいらっしぃますか?

はい。

なんて呼ばれているんですか? やっぱり〈のじみ〉?

のんち。

はい。〈のぞみ〉っていう名前は好きじゃなかったんですか?

嫌いじゃないですけど、〈のじみ〉のほうが熱いですね(笑)。でも、今の会社に入ったときに、最初から〈のじみ〉で通していたので、結構誤解している人もいます。請求書も〈のじみ〉で出していましたから。

そりゃダメでしょ(笑)。

経理の人がいちいち直してくれていました。

TSUTAYAのカードはどうなっていますか?

基本的に身分証とかを見せなきゃいけないものは、〈のぞみ〉にしています。あ、テルマー湯も〈のぞみ〉だ。

でも加藤ミリヤさんに怒られるので、今回は〈のぞみ〉さんでいきますよ。

了解です。

のぞみさん、あなたは今幸せですか?

はい。結構、小さなことで幸せ感じるタイプなので。

具体的に教えてください。

本当に小さいですよ。超長いクソが出たら幸せとか。

はぁ。

寝ながらポテトチップスとか。

うん。

『ウォーキング・デッド』を観ながらですねー。

『ウォーキング・デッド』を寝転がって観ながら、ポテトチップスを食って、ウンコしたくなったから、一時停止して、長いのが出て、また『ウォーキング・デッド』を再開する。

最高に幸せですね(笑)。その1ヶ月ではそれがピークだと思います。本当にそういうレベルです。

超幸せ者ですね。

そうですね。

彼氏とは、どれくらいお付き合いされているんですか?

5年とかです。

のぞみさんの方から好きになったんですか?

はい。生まれて初めての彼氏なんです(笑)。

おおー。どういう風に迫ったのですか?

最初は、空気的に好きっていっちゃいけない雰囲気だったんです。彼氏は17歳上なので、最初は向こうも年齢の差も気にしていまして。

ってことは、現在…

41歳です。

フムフム。

でも、最初から一緒にいて楽しかったんですよね。別に何もないけど、一緒に寝たりとか。

一番やらしいやつだ。

はい(笑)。でも当時は、好きっていったら、どうなっちゃうのか怖かったんで、ギリギリのせめぎ合いみたいなのが1年間くらい続きました。

どうやって、その状況を打破したんですか?

私がもう抑えられなくなっちゃいました。

もう無理だと?

はい。それで、「好きだー」ってなって、「好き」っていいまくるようにしたんですが、向こうは一貫して、「ありがとう」の姿勢だけでした。でも私は「もうキスしてぇ」となっていましたから、まずは海に行きました。

はぁ?

千葉の海だな。

なんで?

5月に行きました。叫びたくなったんですね。

「もうキスしてぇ」って?

 はい。でも本人を前にしてはいえないから、どこか広い場所で叫ぼうと、千葉の海にしたんです。その日は午後から動物園に行く予定だったんですけど、その前に。

忙しい1日ですね。

懐かしいですね(笑)。ひとしきり発散しましたよ。

で、午後は動物園ですね。なにかありましたか?

とりあえず「海に行ってきた」みたいな話をしまして、彼の部屋に帰ってから、その理由を話し、「キスがしたいです」ってお願いしました(笑)。

千葉の海が勇気をくれたんですね! 彼氏はどうしていました?

しばらく立ってウロウロして。

でもそこで遂に?

はい(笑)。

部屋のどこですか?

ベッドに座って。私にとっての初チューですよ!

どうでしたか?

口を固くして待ってました。そしたらやって来まして。

チョンってやつでしたか? 長いやつでしたか?

小鳥チューならいい、っていわれたんですよね(笑)。でも、したときに向こうの口が開いてたんですよ。

小鳥チューじゃないじゃない。

「何だこれ?」と思って、考えて、「小鳥チューって、親が餌をあげる意味なのかな? ミミズとかの」って解釈し、舌を入れました(笑)。

彼氏にしてみれば、チュンチュンのつもりだったと?

彼の口が緩んでいただけだったんです(笑)。あれには本当にやられましたよー。

あなたがやったんでしょう。でも、そのときは嬉しかった?

嬉しかったです。モヤモヤしていたものが無くなりました。

それはいくつのときですか?

19歳です。

それから、お付き合いが始まったのですか?

うーん、正式に付き合うってことになったのは、まだで。いろいろ終わらせてからです(笑)。

先にいろいろヤっちゃったの?

はい(笑)。でも、そういう感じが1ヶ月くらい続いて、「なんなんだ、この関係は?」と、思っていました。私は「好きです、付き合いましょう。よろしくお願いします」みたいな口約束があって成り立つものだと考えていましたから、それはそれでショックでした。そしたらある日、ふたりで電車に乗っていたら、たまたま向こうの同級生と電車で遭遇して、「おおー! 久しぶり! で、こちらの方は?」って、同級生がいってきて、「あ、私ここでわかるんだ! ここで私は彼女って紹介されるんだ!」って思ったら、「えーっと、親友中の親友」だと。

加藤ミリヤさん、彼氏に怒ってますよ。

そのあと、「今のなんですか!」って問い詰めて、そこでようやく「すいません。あなたは彼女です」といってくれました。

よかったですね。

はい。あそこで同級生に会ってなかったら、どうなっていたんでしょう。

じゃあ、今も仲良しで?

そうですね。一緒に住んでますし。

一緒に住み始めたきっかけを教えてください。

私の仕事が忙しくなって、実家の横浜から通うよりは、そこに寝泊まりした方が早いからって、そのまま住み始めました。

ご家族は、同棲してること知ってるんですか?

はい、知っています。

お父さんも?

はい。父はまだ会ったことはないですけど、ただ、父の妹…叔母さんの紹介で、 彼氏とは出会ったんです。

叔母さんと彼氏は、なんで繋がっていたんですか?

仕事でずっとやりとりがあったんです。叔母はドイツに住んでいるんですが、そこに遊びに行ったとき、「のんちゃん彼氏いるの?」「いたことないんだよねー」みたいなやりとりがありまして、「じゃあ、いい人紹介するよ」と(笑)。

叔母さん、オッサンを紹介したの?

叔母としては、面白い人だからいろいろ勉強になると思っていたみたいです。付き合って欲しいというのも、ゼロではないかもしれないけど、まぁ、それはないだろうと。半分はジョークだったかもしれません。それでドイツ土産を持って、向こうの家の近くで初めて会いました。

最初からときめいちゃったんですか?

いやいや、全然です。面白い人だとは思いましたけど、「叔母がお世話になっております」ぐらいな感じでした。

それでもちょいちょい会うようになって?

そのときは、学校の課題を相談したりしていました。月に1回長いメールのやりとりをするみたいな。それに向こうも仕事で、若い子の意見を聞きたがっていたんです。「こういう企画があるけど、どう思いますか?」みたいな健全なやりとりです。

彼氏は、どんなお仕事をされているんですか?

フリーの編集者です。

なんで好きになっちゃったのかしら?

彼が体調を崩したことがあったんです。結構大きい仕事を熱で吹っ飛ばしちゃったらしく、これを周りの同世代の人にいっても、「お前が100%悪い」といわれるしかないから、心の支えを探していたと。そのときに「そういえばあの子なら、若いし、全然関係ないし、ただただ聞いてくれるかもしれない」という想いで、私に電話をかけたらしいんですよ。

甘えん坊なオッサンですね。

でも私はちょうどケータイを替えた時期で、電話番号を伝えていなかったんです。

そのときは、それほど何も感じていなかったんですね。

はい(笑)。でも後日メールで「実はこの前熱を出して、仕事を吹っ飛ばして、癒しを求めて電話しちゃいました、すいません」みたいなのが来まして、「お、弱みを見せてきたゾ!」って。そのときに何かが変わりましたね。

バブバブを撫で撫でしたくなっちゃった?

ギャップにやられちゃったのかもしれません。頼れる年の離れたお兄さんでしかありませんでしたから。

ご実家は横浜のどちらですか?

戸塚です。横浜っていうと都会っ子みたいにいわれるんですけど、戸塚のなかに舞岡っていうのがあって、すごく牛の糞臭いところです。

牛を飼ってるところが近くにあるんですか?

ありました。最近帰ったらなくなっていましたけど。田んぼも畑もあるようなところです。

小学校の頃は何をして遊んでいましたか?

ドッジボールとか、ドロケイとかですね。

いつになっても、その辺は変わりませんよね。じゃあ、体を使うのが好きだったと?

でも運動は得意じゃなかったですね。超太っていましたし。

あらまー。

ひたすら食っていました。

じゃあデブとかいわれていたんですか?

いや、それがデブだと気がついてなかったんです。モテると思っていたくらいですから(笑)。当時、小3、4くらいだと、男子と話せるのがモテるみたいな感覚があったんですよね。

じゃあ男子と喋りまくっていたんですか?

そうです。そのときは。

気さくに喋れるタイプだからモテるんだ、と?

はい。しかも、家のパソコンでエロいネタを収集して、それを男子とネタにするみたいな。

エロサイトとかを見ていたんですか?

そうですね。小4くらいから、周りの男子が「お前のここマ●コっていうんだぜ」みたいにいって、皆「ヤダー知らないよー」ってなっても、「ん? 私、知ってるけど、それがなにか?」みたいな(笑)。

ムカつくデブですね。

でも逆にもっと教えてよ、みたいに男子がなって。

何を教えてあげたんですか?

その辺のそういう用語ですね。

ヴァギナとかですか?

そうですね。でも医学用語じゃなくて、普通に今使うような言葉というか、フェラとかですね。

なにやってたんですか(笑)。でも男子も嬉しくてしょうがない。

栗の絵とリスの絵があって「これ読んでみ~」みたいな。読んでドカーン! とか。超レベル低いですからね(笑)。だからそのときは、2歩も3歩も私は先に行ってたんですよ。でもそれってやっぱり、皆が成長していくにつれて、どれだけ知っているか? よりも、どれだけ実体験を持っているか? にシフトしていくので、私の時代はすぐに終わっちゃったんです(笑)。

アハハ。

中学に入ったら全然ですよ。太刀打ちできないですよ。むしろ口だけの女は寒いですよね。知識だけ無駄にあるヤツ(笑)。

中学も同じノリでいっちゃったんですか?

はい。でも周りに付き合う子とかが出て来て、私は完全に失速しました。

フェラフェラいっていてもしようがないですものね。

そこからは、真っ暗でした。