タトゥー
10歳のタトゥーアーティスト〈NOKO〉。「大人になってもタトゥーをやってたいな」
わずか10歳にしてタトゥーアーティストとしてデビューしたNOKO。日本のタトゥーカルチャーは異常なまでの抑圧に苛まれているが、そんな環境は意に介さず、タトゥーをただ単純に心の底から楽しんでいる彼女に話を聞いた。
ヤクザ、ダイバシティー、インバウンド!! タトゥーと温泉問題の行方
ヤクザとジャパニーズスタイルのタトゥーを入れている人は、決してイコールではない。多様な国籍や人種、性を認めようとするように、多様な趣味嗜好を認めたって良い。日本でタトゥーを入れている人が規制されていることは事実だ。温泉、海水浴場、スポーツジムなど。これらの問題を、どう解決していくべきか、タトゥー専門誌の元編集長であり、現在はバイリンガル・ウェブサイト『Tattoo Friendly』を運営する川崎美穂に話を聞いた。
「アイヌの女としてきれいになりたい」 現代に生きるアイヌの文身(いれずみ)
カミソリで皮膚に傷を入れ、シラカバを燃やした煤を塗り込み、アオダモの煮汁で止血する。北海道札幌市在住の八谷麻衣さんは、アイヌの伝統的な手法で自らの肌に文身を施す。ヴォーカルグループ、マレウレウのメンバー(マユンキキ)としての活動で知られる彼女の、もうひとつの貌をドキュメント。写真は、2008年からアイヌの人々を追いつづけている池田宏が撮影。
悪名高いブラジル刑務所への潜入PHOTOレポート
2002年に取り壊されるまで、ラテンアメリカにおいて最大の刑務所であった〈カランジル〉。受刑者111名が軍警察によって殺害された事件など、ブラジル国内では悪名高い刑務所として知られている。映画監督であり写真家のジョアン・ワイネーが、およそ4年間、カランジル刑務所に通い、トランスジェンダーによるファッションショーから、タトゥー、ラップグループなど、受刑者たちのライフスタイルを収めた写真とインタビューを、ここでは紹介する。
新たなタトゥーで再誕する 元ギャングと人種差別主義者
〈リダンプション・インク〉は、人種差別、ギャングにまつわるタトゥーを除去する非営利団体だ。活動理念に賛同する世界中のパーラーを集め、そのネットワークを築こうとしている。「このサービスを、タトゥー・ショップ間の協定にしたいんです。まずは国内で広め、そのうち海外にも展開したいです」