ペルーのリマには、コカインの流通に巻き込まれ、検挙される外国人が後を絶たない。不運にも容疑者となった外国人たちは、リマでどのような生活を強いられるのか。
コロンビアのナルコスは、コカインの精製法もペルー人に伝授した。幼少からコカインに親しむコーク・マエストロに、コカイン精製法とペルーの現状を訊く。
コロンビアに匹敵するコカインカ帝国として興隆するペルー。政府当局は、コカインカ帝国の汚名を返上すべく、日々アマゾンの奥地で麻薬組織と闘い続けている。
国連麻薬犯罪事務所(UNODC)によると、2012年、ペルーが有するコカ畑の面積、コカイン生産量は、かつてのコカイン王国コロンビアを凌いでしまった。シリーズ『THE NEW KING OF COKE:新たなるコカイン帝国ペルー』(2014)は、世界一の汚名を返上すべく、ペルー政府が積み重ねた努力と、コカインに翻弄されるペルー国民の記録である。
シリーズ『パブロ・エスコバルの遺産』最終回。アメリカ、コロンビア両政府の尽力により衰退したかにみえたコロンビアの麻薬ビジネス。しかし、アマゾンの奥地で、ペルー政府の盲点を突き、コカインを量産し続けていた。パブロ・エスコバルの遺産は、時空を超えて膨れ続ける。
シリーズ『パブロ・エスコバルの遺産』、第二回は、メデジン・カルテルにヒットマンとして養成されたエルモ・モリーナを取材。パブロ・エスコバルの呪詛から逃れるべく、モリーナは、若年アウトローの更生活動に勤しんでいる。
パブロ・エスコバルは、麻薬密売組織「メデジン・カルテル」を率い、悪逆非道と善行の限りを尽くした結果、1993年12月、コロンビア治安当局との銃撃戦の末、絶命した。
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90年代後半に、真っ黒に日焼けしたギャルたちが巻き起こしたガングロブーム。ギャルサー〈Black Diamond〉の運営を務める浅野毅氏に、ガングロブームと衰退、そして現代に生きるガングロたちについて語ってもらった。
〈愛〉とはなんですか?写真集『NIAGARA』の復刊に伴い、アレック・ソスが問いかける現代社会における〈愛〉のカタチについて、改めてインタビューを敢行。写真という言葉を発しないメディアを用いて、観るものの内に何を呼び起こすのだろうか?
ヤクザ、女装した男性、薬物中毒者など、新宿歌舞伎町を中心に撮影した作品がおさめられた写真集『口笛』。写真家、星玄人が、この作品を通じて、何を表現したのか?インタビューを敢行した。
女性を応援する制度や価値観を生みだそうとする動きが社会全体に広がっているが、世の中にはいろんな女性がいるのに、〈女性〉とひとくくりにされたまま、「女性はこうあるべきだ」「女性ガンバレ」と応援されてもピンとこない。〈女性〉について、女性本人はどう考えているのだろう。女性が100人いたら、100通りの答えを知りたい。「あなたにとって〈女性〉とは?」
気がつけば、どこも似たり寄ったりの街並みになった。店は増えるけど、そこには目新しさ、物珍しさしか存在しない。街と歩んできた時間なんてどこにもない。〈街は生きている〉というけれど、ベタなロゴが増え続ける状況が、〈生きている〉ってことなのだろうか。地域に根ざし、地域のみんなに愛される強靭なお店に入ってみよう。現在も街と共に生きている人に会ってみよう。
コンビニで、タンメンを温めてもらっていました。なんとなく、「言うような気がする〜、言うような気がする〜」って思っていたら、本当に言われました。
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1997年にオープンした〈マジェアミ〉(Makye Ame)は、世界一おいしいチベット料理を提供すると評判の、いまだに長い行列が絶えないレストランだ。食の好みは主観的なので、もちろん議論の余地はあるだろうが、間違いなく中国でもっとも有名なチベット料理レストランだ。
1974年にインディアナ州ブルーミントンで結成されたMX-80 SOUNDは、パンク前夜の時代に既にパンクな存在であった。ジャズ、サイケ、ハードロック、ガレージ、ポップスなどをノイズに絡めたそのサウンドスタイルは、パンクを超えて〈ポストパンク〉の領域を軽く凌駕していたのだ。
1950年代に、コスタリカでウミガメ保護が始まって以来、環境保護活動家とウミガメ密猟者は、絶妙な関係を保ってきた。しかし、2013年、環境保護活動家のハイロ・モーラ・サンドバル(Jairo Mora Sandoval)氏が何者かによって殺害されると、両者間の関係は崩れ、コスタリカ内の国立公園と沿岸で秘密裏に行われていた麻薬取引にも俄然注目が集まった。 地球上…
ひとりの女子学生が、「計10~20人の男から性暴力を受けたと思う」と報告書には記載されていた。彼女は酒に酔っていたため記憶が定かではなく、「ひとりにつき、数回の性行為があったか」については、はっきりと把握していない。しかし、「肩を押さえつけられて」数回にわたって「いち度にふたりに犯された」と証言している。
ISがメディアを賑わせるせいか、ムスリム=テロリストという観念図式が着々と我々のあいだに浸透しつつある。様々なムスリム組織、団体がダーイッシュを否定するも、日々われわれの目に飛び込んでくるダーイッシュの蛮行により、彼らの声明はどこかに追いやられてしまう。そんな状況に抗うべく、ISでもアサドの犬でもない、シリア反体制派の日常を紹介したい。
雨の日、一日に三人も、傘をささないで何かを食べながら歩いている人を見ました。一人目はアイス、二人目はおにぎり、三人目はサブウェイでした。
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